「身体を整えて」から「動く」ことで「コンディショング、ライブパフォーマンス」を高め、快適な毎日を過ごせるように、セッション(手技×マシンピラティス)をご提供しています。

 

運動後(ピラティス)によく起こる筋肉痛について書いていきます!

誰しもが一度は経験した事ある筋肉痛

当スタジオでも、セッション後から次回のセッションまでの出来事を確認しますが、その1つとして筋肉痛があったかは確認しております。

お客様の中には、筋肉痛があった方がやった感じがあって好きという方もいれば、翌日に疲労を残したくないから筋肉痛は無い方が良いという方もいます。

今回は、筋肉痛の原因からひも解いていきたいと思います。

◯筋肉痛のきっかけ

筋肉痛は専門的には遅発性筋痛と呼ばれ、運動から8時間以上経過してから痛みを感じ、7日以内に治る症状のことで、3つの原因が考えられます。

伸張性筋収縮に伴う筋損傷

筋が伸張されながら力を発揮することを伸張性収縮(エキセントリック収縮)と呼びますが、簡単に言うとブレーキ動作に伴う筋収縮のことです。

山登りは下る時に筋肉痛になるという話は有名ですが、まさにこれです。

筋損傷に伴う炎症反応

筋に限らず、組織が損傷すると異物処理のために少なからず炎症反応が起こります。

炎症は身体にとって危険な状態なので、炎症を知らせる神経伝達物質には発痛物質が含まれており、筋肉痛として表現されます。

機械侵害受容器が過敏になる

機械侵害受容器とは、身体にとって脅威だと感じる物理的刺激を感知するセンサーのことです。

例えば、物にぶつかったり、切り傷に対して反応するセンサーです。

機械侵害受容器の過敏性には、筋線維と筋衛星細胞で産生される、NGF(神経成長因子)と、GDNF(グリア細胞株由来神経栄養因子)という物質が深く関与しています。

NGFとGDNFは受容器の疼痛閾値を下げてしまうので、痛みを感じやすくなってしまう状態になります。

仮に、本来であれば「100」の侵害刺激が加わると反応するはずのセンサーが、「50」の刺激でも反応してしまう状態になるので、身体は痛みを感じやすくなります。

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ピラティスのエクササイズとして、伸張しながら行うヒップリフトやニーストレッチなどは筋肉痛になりやすいと思います、ただBasisでは初回の方や最初の頃は短縮性でのエクササイズが多めにプログラミングしております。運動レベルが高いお客様にはどんどん提供しています!

個人に合わせて、また筋肉痛が好ましい方なのか判断しながらセッションを提供しています!

少しでも、身体を良くしたい方は体験セッションお待ちしております🙇‍♂️