「身体を整えて」から「動く」ことで「コンディショング、ライブパフォーマンス」を高め、快適な毎日を過ごせるように、セッション(手技×マシンピラティス)をご提供しています。
◯簡単に分節運動とは、、
脊柱(背骨)を1個ずつ独立して動かす意識的な動きのことを大まかに言います。英語ではarticulation」アーティキュレーションと呼ばれます。
分節運動の目的
・ 背骨の可動性を高める
背骨の一つ一つの関節(椎間関節)をしっかり使うことで、固まりやすい部位の可動性を回復します。
・体幹の安定性を保ちつつ動かす
ピラティスでは「動かす部分と安定させる部分の分離」が大切。分節運動を通して、コントロール力を高めます
・姿勢改善・腰痛予防、肩こり予防
背骨の動きを滑らかにすることで、姿勢や身体の使い方が変わり、腰や首への負担が軽減されます。
また、ヒトは脳みそくんが姿勢をコントロールしているため、分節運動が神経科学的にどういうメリットがあるか記載していきます。
神経科学的な影響
・固有受容感覚(Proprioception)の向上
分節運動では、背骨の1個1個を意識して動かすため、「身体の位置感覚(ボディマップ)」が鍛えられます。
これは脳(特に感覚運動野)へのフィードバックを強化し、運動精度・バランス力の向上に直結します。
トニックマッスル(多裂筋、回旋筋、腹横筋などのインナーマッスル)にある筋紡錘や関節受容器の活動が活性化。
※トニックマッスルとは
姿勢保持や安定性に関わる、主に遅筋線維で構成される筋肉群です。動作よりも「支える・保つ・安定させる」役割があります。
・運動単位の再教育(Motor Control)
分節的な動きは、脳と筋肉とのつながり(神経筋制御)を改善します。
特に脳幹や小脳と連携して、微細で調整された動きを再学習することに役立ちます。
・姿勢制御と脊髄反射の調整
分節的な背骨の動きは、姿勢制御系(特に前庭系・脊髄反射ループ)の調整に関与。
姿勢反射が過剰または鈍化している場合、ピラティスはその適正な反応性を取り戻す助けとなります。
・中枢神経の可塑性(Neuroplasticity)
分節運動により、意図的な動きとフィードバックを繰り返すことで、脳の可塑性(神経経路の再構築)を促進。
分節運動、1つをとっても様々な影響が身体へ及ぼしていますから、Basisではマット・マシンを利用しながら、個々に合わせてオーダーメイドなエクササイズを提供しております。
是非、体験セッションお待ちしております!!