「身体を整えて」から「動く」ことで「コンディショング、ライブパフォーマンス」を高め、快適な毎日を過ごせるように、セッション(手技×マシンピラティス)をご提供しています。
まず、肩を開くためには何が必要なのか!?
そのためには、上腕二頭筋や小胸筋などの筋肉の緊張や伸張性を適切な状態にすることが必要です。
◯ 上腕二頭筋の機能解剖
”力こぶ”として有名な上腕二頭筋。
肩甲骨から橈骨にかけて上腕前面を走行している二関節筋で、肘関節の屈曲に作用するだけでなく、肩甲上腕関節の安定化機構としても重要な役割を担っています。
起始部
・長頭:肩甲骨の関節上結節
・短頭:肩甲骨の烏口突起
停止部
橈骨粗面、前腕屈筋腱膜
支配神経
筋皮神経(C5、C6)
作用
・肩甲骨の前傾
・肩関節の屈曲
・肘関節の屈曲
・前腕の回外
ボディメイクという観点では、上腕二頭筋は美しい上腕を創るうえで不可欠で、アームカールは筋力トレーニングの代表的なエクササイズです。
一方、コンディションという観点から上腕二頭筋について考えてみると、鍛えるというより抑制することが多いのではないでしょうか?
上腕二頭筋の短頭は肩関節軸の前方を走行し、肩甲骨の前側にある烏口突起に付着しているので、肩甲骨の前傾にも作用します。
肩甲骨が前傾してしまうと、いわゆる内巻き肩の状態になって姿勢が悪く見えてしまいます。
◯ 小胸筋の機能解剖
肋骨の前面から、肩甲骨の烏口突起に付着する小胸筋。
姿勢に関わるだけではなく、肩甲骨の前傾や下方回旋に作用しているので、過緊張や伸張性低下によって上肢の挙上制限因子になる他、胸郭出口症候群にも関わっている筋肉です。
起始部
第3~5肋骨
停止部
肩甲骨の烏口突起
神経支配
胸筋神経(C5~T1)
作用
・肩甲骨の前傾、下方回旋
・肩甲骨固定時は、呼吸補助筋として肋骨を挙上させる
前述の通り、肩甲骨が前傾すると、内巻き肩になりやすくなるので、猫背姿勢に関わる筋の一つです。
余暇や仕事での上肢の使い方の多くは、肩甲骨前傾位や肘関節屈曲位になっています。
スマートフォン操作、パソコン作業、書字、食事、カバンを持つ、荷物を運ぶ、カードゲームで遊ぶ、etc・・・
このようなことから、上腕二頭筋や小胸筋は過緊張や伸張性が低下しやすいことが考えられます。
ピラティスをすることでアライメントを整えることは可能ですが、先ほど述べたように日常生活の影響を減らすことでよりスムーズに改善することが考えられます!
皆さんも、ピラティスエクササイズをする事だけでなく、日常生活にも目を向けて意識しながら、より良い身体を手に入れましょう。
